私の日記

私の日記(wata94’s diary)

猫に御飯を

 お早う御座います。御訪問有難う御座います。
 晴れそうですがとても寒い朝です。
 人の心も晴れそうで寒いことがありますね。
 
 ---武者修行のつづき
 
 長い沈黙の後「ニャー」という声がしました。
 きふじん「ひっこんでおいで」
 奥からうつくしい女性が出てきました。
 うつくしい女性「猫が」
 きふじん「こちらに貸しなさい」
 うつくしい女性「わたしの猫です」
 きふじん「いいかげん猫は他のものに貸して本業に励んではどうか」
 うつくしい女性「わかりました」
 そのとき貴婦人はまわりを見渡し
 きふじん「娘の世話をたのんだぞ」
 満足げにおっしゃったのです。
 わたしはふと猫に目をやりました。するとおどろくなかれ
 その猫がわたしに飛びかかってきたのでした。
 うつくしい女性「かえってきなさい」
 きふじん「ははは。猫にまで」
 貴婦人はなにやら意味ありげな笑いを浮かべました。
 9人の道場生たちもうなずいています。
 きふじん「たよりになる猫じゃ。ごはんをやりなさい」
 うつくし「そのようでございます」
 助だち「そうらしいですよ」
 かま「せっしゃにはなにもわかりもうさぬ」
 
 頭がはたらけば続きます…
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 余談
 心と体は独立しているという考えがあるそうです。
 もしそうならば体以上に変化できるのでしょうか。
 心の変化はあらゆる場面で外にあらわれるとすれば
 心もまた推し量る手段はあるとおもいます。