私の日記

私の日記(wata94’s diary)

もまれておおきくなる

 お早う御座います。ご訪問有難う御座います。
 曇ってまいりました。
 
 ほんものになりたければほんものについて修行をするのがいちばんなのでしょうね。
 ---武者修行のつづき
 かま「それでは失礼つかまつります」
 きふじん「おまちなさい。そこにもっておるものをみせなさい」
 貴婦人はわたしの持ち物をみのがさなかったのです。
 かま「たいしたものではござりませぬ」
 きふじん「たいしたかどうかはこちらが判断することじゃ」
 躊躇しているわたしを若い女性がかたはらからおさえつけてきました。
 かま「あ。おゆるしくだされ」
 わかじょ「このようなものをいつももちあるいておられるのか」
 かま「たしなみでござる」
 若い女性はわたしの持ち物をしっかりとつかんで貴婦人にみせました。
 貴婦人はしげしげとながめるとうなづきながら言うのでした。
 きふじん「しろうとじゃな。ずぶのしろうとじゃ。なにもわかっておらん」
 貴婦人はかしわでをうちました。すると奥からすうにんの女性が出てきました。
 きふじん「そのほうたち。このものをかわいがっておやり」
 すうにんのじょせいたちはわたしの持ち物に目を通してそれぞれに
 にやりと笑うのでした。ひとりの女性がいいました。
 じょせい1「道具の使い方をいちからおしえてつかわそう」
 きふじん「そうじゃ。おとなしくなるようにすこしもんでおやり」
 
 あ。時間となりました。
 きがむけばつづきます。