私の日記

私の日記(wata94’s diary)

どうじょうせい

 今晩は。ご訪問有難う御座います。
 修行するにふさわしい場所があるはずです。
 まざまな条件を整えることが必要でしょう。
 
 ---武者修行つづき
 
 かま「それではせっしゃはこれにておいとまつかまつる」
 わたしがさろうとすると若い女性がこちらをみているのでした。
 わかじょ「もうこれでおあいすることもありませぬか」
 かま「そうでござりますな」
 わかじょ「さればきいておきたいことがあります」
 かま「わたくしでおよろしければなんなりと」
 そこへ貴婦人が大きな声で割って入ったのです。
 きふじん「またもやふらちなものいい。もうよい。だまらっしゃい」
 かま「わかりもうした。もういたしませぬ。ではこれにて」
 わかじょ「おまちなさい」
 きふじん「おだまりなさい。みれんがましい」
 わかじょ「さからうとあいてはどうなりまするか」
 かま「はらをたてながらもよくじょうたつするでしょう」
 きふじん「よくじょうたつするとはでまかせを」
 かま「ではさからうあいてにはどうするのでございますか」
 きふじん「むちをあてるまでじゃ」
 かま「むちのちからはじめられるのでございますか。相手はつぼみでござりますぞ」
 わたしは丸い木戸を作動させました。
 なんとそこにはあいらしいどうじょうせいがなんにんか並んでいたのでした。
 
 きがむけばつづく。