私の日記

私の日記(wata94’s diary)

ふせき

 こんにちは。ご訪問有難う御座います。
 昼は練習。夜は学問の繰り返しの毎日です。
 すぐれた著書には布石が打たれていることもしばしばですね。
 
 ---武者修行のつづき
 
 かま「たしかにせっしゃは学問というものはしりもうさん」
 わかじょ「ははは。そのようなこときくみみもちませぬな」
 かま「ではこちらからうかがいもうす」
 わかじょ「おてまえからの質問などこころえちがいです」
 かま「問うておるのでござる。どうじょうとはなにでござる」
 わかじょ「しれたこと。たがいをきたえあう場でござろう」
 かま「たがいにともうされましたな。たがいとはだれとだれでござるか」
 わかじょ「おしえるものとおそわるものではないか」
 かま「おしえるものとはなにをおしえるのでござるか」
 わかじょ「学問に決まっておろう」
 かま「学問とはなにでござるか」
 わかじょ「問いを学ぶものじゃ」
 かま「問いとはなにでござるか」
 わかじょ「わからぬものじゃ」
 かま「わからぬものをおしえられるのでござるか」
 わかじょ「わからぬからまなぶのじゃ」
 かま「だれからまなぶのでござるか」
 わかじょ「本から学ぶのじゃ」
 かま「なんと」
 
 そのとき奥から甲高い声が聞こえてきたのです。
 「ははは。そのようなことをいうたおぼえはありません」
 
 きがむけばつづく