私の日記

私の日記(wata94’s diary)

門前の小坊主

 こんばんは。ご訪問有難う御座います。
 目標に向かう時には門前払いなど当たり前なのです。
 
 わたしは久しぶりに実践練習の呼吸を思い出しました。
 
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 わたしは大きな蜂の巣のそばにある小さな蜂の巣に目をやりもうした。
 こちらはまだ一人前ではないお子たちが入っているのでありましょう。
 どなたが世話をしておられるのでしょうか。
 「どなたさまかの」
 ふいにしわがれた声がしました。
 振り返るとお歳を召されたご婦人が草むしりをされておられたようでした。
 かま「あやしいものではござりませぬ。こちらの道場をたずねてまいったもので
 ございます」
 ろうば「ここはとのがたのおでいりするところではありません。そうそうに
 おたちさりください」
 かま「わかりもうした。さるまえにひとつだけたずねたきことがござりまする」
 ろうば「なんでしょうか」
 かま「この小さなほうの蜂の巣の中で育ったお子様はそこの大きな蜂の巣道場に
 入っていかれるのでございますか」
 ろうば「そうとはかぎりません」
 かま「そうでございますか。ならば小さな蜂の巣道場のほうは方針が別なので
 ございますな」
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 わたしは自分の巣をつくるときのためにあれこれと思索をはじめるのでありました。
 きがむけばつづく