私の日記

私の日記(wata94’s diary)

ついに基本ほうしん

 今晩は。ご訪問有難う御座います。
 正月気分もぬけきられましたか。
 いっきゅうにゅうこんの時代はもうふるいのでしょうか。
 
 ---武者修行のつづき
 
 きふじん「そなた。けいしきをかろんじておるな」
 かま「わたしを試すおつもりですか。あいにく試験は大の苦手です」
 きふじん「基本なくして仕事はできまい」」
 かま「基本は仕事をするうちにもどりまする。ほかに優先されるものがありもうす」
 きふじん「なにじゃ」
 かま「まなぶものたちのこころでござります」
 わかじょ「それはがくもんとはかんけいがなかろう」
 かま「根が弱っておりまする。ひを当てようともみずをやろうともこうかをしめさぬほどに」
 きふじん「おぬし。じぶんの根をしっかりもっておるのであろうの」
 かま「根が弱っておれば掘り起こして悪い部分を取り除き土を入れ替えて
 元にもどせばよろしかろう」
 きふじん「してほうほうはいかがいたす」
 かま「ふかいところからとりだして悪い部分を取り除くのです。さすれば
 ほかのつちをもとめてはなれていくこともないかと」
 きふじん「つぼみのせわはほかのものたちがおこなっておる」
 かま「そここそがもんだいでござる。なぜそこをなんとかしようとおもわれませぬか」
 きふじん「専門をあまくみるでない」
 かま「専門こそ基本を教えるにふさわしい教師だとは思われませぬのか」
 きふじん「たねの世話までさせよというのか」
 かま「あたりまえでござる。教育をつぼみから満開まで貫き通す。あ。おたがいのためでござろう。これが基本ほうしんでござる」
 わかじょ「湯に行くことをおゆるしください」
 
 きがむけばつづく